全国のプロ注目投手が次々と散る 創志学園・西も涙…“ビッグ4”残るは奥川だけ
第101回全国高校野球選手権大会の地方予選が27日、各地で行われた。
岡山大会ではプロ注目の西を擁する創志学園が倉敷商に準決勝で敗れ、2年連続の甲子園出場ならず。西は最速154キロを計測したが、倉敷商の左腕エース・木村に粘り負け。昨年は準決勝で勝った相手に、同じ舞台でリベンジを許した。
広島大会では150キロ超の速球を誇る広陵のエース・河野も準決勝で敗退。春の県王者・広島商に5-13で大敗。河野は三回途中から登板したが相手の流れを止められず、八回途中で降板した。
埼玉大会では春日部共栄のエース村田が花咲徳栄に4-7で敗れ、春夏連続出場を逃した。
今年の地方予選では高校球界の“ビッグ4”と呼ばれた4投手のうち、星稜・奥川は決勝進出を決めてまだ甲子園出場の可能性を残している。だが、大船渡・佐々木、横浜・及川に続き、創志学園の西も敗退した。
他に日大三の井上、興南の宮城ら、注目の投手が次々と敗退。甲子園出場をかけた夏の大会の厳しさを物語っている。