幼なじみの監督対決 立命館宇治がサヨナラで京都国際を下す

ナインの手で宙に舞う立命館宇治・里井監督=わかさスタジアム京都(撮影・佐藤厚)
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 「高校野球京都大会・決勝、立命館宇治3-2京都国際」(28日、わかさスタジアム)

 立命館宇治が九回2死二塁から3番・上田龍一郎外野手(3年)の左越え適時打でサヨナラ勝ち。37年ぶり3度目の夏の甲子園を決めた。1994年に「宇治」から「立命館宇治」に校名変更されてから6度の準優勝。現校名で7度目の決勝戦で初の甲子園切符を手にした。

 立命館宇治の里井祥吾監督(36)と京都国際の小牧憲継監督(36)は試合後、それぞれのベンチ前で手を上げて笑顔を交わした。実は2人は小学生の頃に少年野球の京都選抜チームでともに戦った旧知の仲。高校時代も里井監督が鳥羽、小牧監督が京都成章でライバル関係だった。

 小牧監督は「彼とは幼なじみ。同じチームではなかったけど、京都選抜では彼が4番で僕がエースだった。高校2年の春の決勝では対戦して僕が勝ちました。(監督として)決勝戦で対戦するとは」と感慨深げ。この日は序盤に2点リードを奪ったが、相手の終盤の追い上げで初の甲子園にあと一歩届かなかった。今後も2人の切磋琢磨(せっさたくま)は続く。小牧監督は「僕らが(京都を)引っぱっていきたい」と語っていた。

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