明徳・馬淵監督“師弟対決”熱望明石商・狭間監督ラブコールも拒絶
「第101回全国高校野球選手権大会・甲子園練習第2日」(2日、甲子園球場)
明徳義塾・馬淵史郎監督(63)が“師弟対決”を嫌がった。
かつて明徳義塾でコーチを務めていた明石商・狭間善徳監督(55)が1日の甲子園練習後、「初戦で明徳とやりたい。優勝するより明徳とやりたい」と対戦を熱望した。そのラブコールに対し、馬淵監督は「絶対やりたくない。強いもん、明石商」と返答。5月の練習試合でコールド負けを喫しており、「センバツに行って自信つけとるね」と実力を評価しながらも「絶対にやりたくない」と何度も繰り返した。
甲子園練習ではノックを中心にグラウンドの感触を確かめた。18年春以来、3季ぶりの甲子園。春夏通算50勝の将は「今年のチームはまとまりがいい。1日でも長く甲子園にいたい」と貪欲に勝利を追い求める。