“冷蔵庫パンチ”で右拳負傷のDeNAパットンは登録抹消へ ラミ監督「後悔していた」
「DeNA-巨人」(4日、横浜スタジアム)
DeNAのアレックス・ラミレス監督(44)が、前日にベンチで冷蔵庫を殴り、利き手の右拳を負傷したスペンサー・パットン投手(31)を登録抹消することを明かした。
試合前、ラミレス監督は「抹消して様子を見るかたちです。どのような対処を取るかは球団が決めていくと思います」と話し、何らかの処分が科される可能性も示した。
助っ人右腕は3日の巨人戦で2点リードの八回に登板。阿部、若林、坂本勇に3連打を浴びて同点とされ、1死も取れずに交代した。
マウンド上では球審のボール判定にいらだつ場面もみられ、降板後も興奮が抑えきれず。ベンチ内の冷蔵庫に右、左、右と高速パンチ3連発を浴びせ、怒りを爆発させていた。
ラミレス監督は「彼と話しました。チーム、球団に対して謝罪していました。反省し、非常に恥ずかしいことをしたと。後悔していた」と明かす。パットンは5日以降に病院で検査を受ける予定。
同様のケースでは04年、杉内俊哉(当時ダイエー)がKO後に悔しさを抑えきれず、ベンチを殴って両手を骨折。戦線離脱しただけでなく、球団から罰金処分を受けたことがある。