DeNAが右拳負傷のパットン、西武が多和田の登録を抹消【4日の公示】
DeNAは4日、利き手の右拳を負傷したスペンサー・パットン投手(31)の出場選手登録を抹消した。
右腕は3日の巨人戦で2点リードの八回に登板。阿部、若林、坂本勇に3連打を浴びて同点とされ、1死も取れずに交代した。マウンド上では球審のボール判定にいらだつ場面もみられ、降板後も興奮が抑えきれず。ベンチ内の冷蔵庫に右、左、右と高速パンチ3連発を浴びせ、怒りを爆発させていた。
練習開始前、アレックス・ラミレス監督は「抹消して様子を見るかたちです。どのような対処を取るかは球団が決めていくと思います」と話し、何らかの処分が科される可能性も示した。
04年には杉内俊哉(当時ダイエー)がKO後に悔しさを抑えきれず、ベンチを殴って両手を骨折。戦線離脱し、球団から罰金処分を受けた。
西武は多和田真三郎投手、ロッテは小島和哉投手がそれぞれ登録を外れた。
4日の公示は以下の通り。
▽セ・リーグ
【出場選手登録】
DeNA 藤岡好明投手
中日 加藤匠馬捕手
【同抹消】
DeNA パットン投手
中日 山井大介投手
▽パ・リーグ
【出場選手登録】
なし
【同抹消】
西武 多和田真三郎投手
ロッテ 小島和哉投手