DeNA21年ぶり単独首位お預け ラミ監督「トゥモローアナザーデー」
「広島8-4DeNA」(6日、マツダスタジアム)
21年ぶりの快挙を前に足踏みした。DeNAは前回優勝した1998年以来となる8月中の首位奪還を狙うも完敗。アレックス・ラミレス監督(44)は「トゥモローアナザーデー。あと2試合あるので」とわずかに笑みを浮かべた。
先発のドラフト1位・上茶谷(東洋大)は自己ワーストタイの6失点でKO。「数字ほど悪い出来ではなかったですが、6点ですよね」。4連打に相手のミスも絡み、二回に3点を先制。だが、じわじわと点差を詰められ、四回、西川に逆転2ランを被弾。「ピースナイター」と銘打たれた特別な試合で、赤ヘル打線の底力にのみ込まれた。
打線も三回以降はアドゥワに封じられた。「二回に3点を取って、完全に流れがこっちに来たと思ったのですが。対戦するたびに言っていますが、彼はいい投手」と負けを認めるしかなかった。
首位・巨人も敗れてゲーム差は0・5のまま。3位・広島には0・5差に詰め寄られた。残り2戦。一戦必勝ではね返す。