星稜・奥川が圧巻の3安打9K完封勝利!最速153キロに甲子園どよめく

7回裏、三塁手・知田に何か確認する星稜・奥川=甲子園(撮影・高石航平)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、星稜1-0旭川大高」(7日、甲子園球場)

 星稜が投手戦を制し、2回戦に進出。今大会注目の星稜・奥川恭伸投手(3年)が、圧巻の3安打完封勝利を飾った。9奪三振、自己最速タイの153キロをマークした。

 高校BIG4の1人で、プロ注目の右腕が初回から甲子園をどよめかせた。先頭の4球目に150キロを出し追い込むと、5球目に自身の最速タイ153キロ直球で空振り三振。2番、3番も含めて3者連続三振と絶好のスタートを切った。

 奥川は1点先制直後の二回に1死二塁とされたが、後続を抑えてピンチ脱出。その後は旭川大高のエース能登との息詰まる投手戦となったが、150キロ超の直球と切れ味鋭いスライダーで3安打に抑え込んだ。

 打線は二回に7番・大高が左前へ先制適時打。この1点を奥川を中心に守り切った。星稜は20度目の出場で、夏の甲子園で通算20勝となった。

 旭川大高もエース能登が好投し、9奪三振。堅守で1失点に抑えたが、奥川を攻略できず、初戦突破はならなかった。

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