DeNA・伊藤裕が2打席連発2号2ランで同点 ラミレス監督の期待以上の活躍
「DeNA-中日」(10日、横浜スタジアム)
DeNAのドラフト2位・伊藤裕(立正大)が八回、2打席連発となる2号2ランをレフトに放ち、試合を振り出しに戻した。六回にプロ1号となるソロを左翼席に運んでいた。
2-4で迎えた八回、この回から登板したロドリゲスから、ロペスが中前打で出塁。続く伊藤裕がプロ1号と同じ左翼席へアーチをかけた。
DeNAの新人では横浜時代の2003年の村田修一以来、16年ぶりとなる1試合2本塁打を記録した。
小笠原から打った六回のプロ1号の後には「詰まっていたので、スタンドに入るとは思いませんでした。1、2打席ともに凡退していたので、何とか塁に出ようと思って打席に向かいました。プロ初本塁打となり、素直にうれしいです」と振り返っていた。
伊藤裕は、前日9日の中日戦は途中出場すると、2本の二塁打を放つ活躍を見せた。試合後のラミレス監督はスタメン起用を明言すると、「あしたはホームランを打ってくれるでしょう」と期待をかけていたが、それ以上の働きぶりだ。