海星 93球で2失点完投のエース・柴田「打たせてとることが持ち味」
「全国高校野球選手権・2回戦、海星3-2聖光学院」(12日、甲子園球場)
海星(長崎)が逃げ切り、2002年以来の勝利を挙げた。
エース・柴田蓮人投手(3年)は2本塁打を浴びたが93球で完投した。打線は四回、2死二塁で主将の坂本芽玖理内野手(3年)が左前へ先制打。六回には1死走者なしから大串祐貴内野手(3年)の右越えソロ本塁打で追加点を奪った。
柴田は「自分の球はスピードがあまりないので、持ち味は低めに集めて打たせてとること。勝ててうれしい」と笑顔をみせた。長崎大会決勝・鎮西学院戦に続き、自身2度目の完投。聖光学院・荒牧樹内野手(3年)に2本塁打を浴びたが「両方ともストレートが浮いていた。次までにしっかり修正したい」と話した。
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