12球団スカウト、星稜・奥川の評価突出 霞ケ浦・鈴木寛&津田学園・前も注目度上昇
全国高校野球選手権は12日、甲子園球場で2回戦が行われ、代表49校が初戦を終えた。プロ野球12球団スカウトが評価した選手は…。
候補が少ないとの声も上がる中、投手では星稜・奥川の評価が突出している。霞ケ浦・鈴木寛、津田学園・前の注目度もさらにアップ。巨人・長谷川スカウト部長は前に対し、「指先の感覚がいい」と緩急を駆使した投球術を称えた。
野手では捕手に好素材がそろった。星稜・山瀬、智弁和歌山・東妻のほか、その2人とともに侍ジャパン高校代表第1次候補に挙がる中京学院大中京・藤田も存在感。楽天・後関スカウト部長は「みんな地肩が強い」と実力を認めた。
下級生にも有望選手が集まり、仙台育英・笹倉ら1年生が続々とデビューした。阪神・畑山統括スカウトは「自分のプレーができている」と称賛。2年生では明石商・中森や来田、東海大相模・西川、山村、鵜沼らが来秋ドラフト候補として期待を集めた。