iPS細胞の山中伸弥氏が始球式に登場 17日の巨人対阪神戦で
巨人は15日、東京ドームで行われる17日(土)の阪神戦の試合前、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長が始球式に登場すると発表した。
山中所長は球団を通じ「このたびは、iPS細胞研究の周知広報のために、始球式という貴重な場に立たせていただき、本当にありがとうございます。鈴木尚広コーチが、昨年の大阪マラソンにiPS細胞研究基金のためのチャリティランナーとして出場くださり、今回のご縁をつないでくださいました。私はスポーツ医学に興味を持って整形外科医になり、その後研究者になりました。素晴らしいスポーツ選手でも、難病やケガによって選手生命が脅かされてしまうこともあり、心を痛めております。iPS細胞研究の成果をいまは治せない病気やケガに苦しむ方々へお届けするまでには長い道のりがありますが、これからも一生懸命に努力して参ります。読売巨人軍の皆様と、今回の機会を実現するためにご尽力下さった関係者の皆様に心から感謝申し上げます」とコメントした。
8月17日(土)、18日(日)に東京ドームで行われる阪神戦は、三井不動産グループが提供する「三井不動産グループDAY」として、山中所長の始球式のほか、17日は来場先着1万人に、オリジナルのうちわを配る。