アウトと判定も審判団の協議でセーフに 判定覆る…直後に明石商がサヨナラ勝ち

 10回、明石商・岡田のバントを二塁へ送球したボールを宇部鴻城・古川(右)は捕球れきず(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・3回戦、明石商3-2宇部鴻城」(16日、甲子園球場)

 審判の判定が協議の末に覆る場面があった。

 延長十回裏の明石商(兵庫)の攻撃。無死一塁から、岡田が投前へバントし、これを宇部鴻城(山口)・池村が二塁へ送球。送球はワンバウンドとなったものの、アウトと判定された。しかしその後、審判団が集まって協議し、遊撃手が落球(記録は投手の失策)したとして判定が覆り、無死一、二塁でプレーを再開。このチャンスを明石商が生かして、スクイズによるサヨナラ勝ちにつなげた。

 高野連の竹中事務局長は「相手(明石商)からのアピールではない。二塁塁審がアウトと判断したが、球審が審判委員に確認し、4審判で協議。正しい方向に訂正した」と説明。

 宇部鴻城の尾崎監督は判定が覆ったことについて「4審判が集まって協議し、アナウンスされたことは仕方がない」と話した。

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