中日・大島 109試合目1号がV弾「素直にうれしい」

 「ヤクルト2-4中日」(16日、神宮球場)

 まだ空の明るさが残る一回、1死一塁で右翼へ先制2ランを放った。中日・大島にとって、これが今季109試合目での第1号。プロ2年目から9年連続本塁打を記録したが、最も遅い初アーチとなった。

 本塁打には執着していない。だから、「初回に先制点を取れて、素直にうれしい」と先制点をもたらしたことを喜んだ。1号弾については「風じゃないですかね。風が吹いていたから、うまく打てば入るかなと思っていた」と笑顔で振り返った。

 第2打席と第5打席にも安打を放ち、今季12度目の猛打賞もマーク。九回には盗塁王を争う山田哲の前でリーグトップとなる27個目の盗塁を決めた。バットで、そして脚で、存在感を存分に見せた。

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