伝説の名勝負 勝った星稜・奥川は号泣 智弁和歌山との14回死闘を制してサヨナラ

 延長14回、星稜・奥川(右から2人目)は星稜・福本のサヨナラ3ランで生還しガッツポーズ
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 「全国高校野球選手権・3回戦、星稜4-1智弁和歌山」(17日、甲子園球場)

 星稜が延長十四回、タイブレークの死闘を制し、劇的なサヨナラ勝ち。24年ぶりの8強に進出した。エース奥川恭伸投手(3年)が3安打1失点23奪三振と快投した。

 十四回、無死一、二塁から奥川がバント失敗。1死一、二塁から福本が試合を決める一発を放った。

 この瞬間、奥川は号泣。右足がつるアクシデントもありながら、延長では安打を一本も許さず。今大会最多4万5000観衆の前で、伝説を作った。

 一方、敗れた智弁和歌山のエース池田もマウンド上で崩れ、号泣。両チームに割れんばかりの拍手が送られた。

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