江川卓氏「すごいのはフォークボール」自身に並ぶ23Kの星稜・奥川を絶賛
元巨人の江川卓氏が、18日放送の日本テレビ系「Going!」で星稜・奥川恭伸投手(3年)の投球を絶賛した。
3回戦の智弁和歌山戦で14回を投げ、3安打1失点の完投勝利。73年に江川氏が15回でマークした23奪三振に並んだ。
最速154キロを誇る奥川の投球について、江川氏は「スライダー、ストレートも素晴らしいですが、一番すごいのはフォークボールですね。バッターのほうまできて落ちる。このボールを投げることでストレートも生きてくる。これを持っているだけで全然違う」と絶賛した。
将来性にも触れ、「これを持っていれば上の段階にいってもすごく通用する。かなりの活躍があるなと思う」とした。プロで似ているタイプを問われ「今一番近いのはオリックスの山本投手。ストレートとフォークがいい。それに近い」と、現在パ・リーグで防御率リーグトップの右腕の名前を挙げた。