開星元監督の野々村氏「高校野球で燃え尽きて何が悪い?」で高木美保「ええ?おかしい」
開星高校野球部元監督の野々村直通氏が22日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に生出演し、コメンテーターの高木美保と意見の違いから言い合う場面があった。野々村氏は監督として春夏合計9回甲子園に行った経験を持つ。
番組ではこの日決勝戦が行われる高校野球について、炎天下での練習や、球数制限、審判の判定が覆ることなどについて意見を戦わせた。
その中で、スポーツ庁の鈴木大地長官が「高校で燃え尽きてもいいは時代遅れ」「故障なく精一杯戦うことが重要」などと語ったことに野々村氏はかみついた。
「お偉い方にキバをむくようですが、高校野球で燃え尽きて何が悪いのか?燃え尽きてこそ次の人生。人生が燃え尽きるんじゃない」とキッパリ。
これに高木は「ええ?おかしい!」と猛反発だ。
野々村氏は「そこで自分の決めてた限界よりまだやれたという進歩した自分を発見する。死ぬんじゃない」と説明すると高木は「例えば死んでもやろうというのと、倒れるまでやらせることの区別がちゃんとついているのか?」と意見。
野々村氏は「そこは指導者の能力」と言ったが、高木は「そこまで分かってる指導者いますか?この先出て来ますか?」とかみついた。
野々村氏は「今はそこを優しくし過ぎてる。倒れさせるんじゃない。倒れる気でやれ、それだけ高校野球に没頭しなさいという事。この時期の教育に絶対必要。それをやらなくなって温室育ちになったから非常に弱い日本になった」と言うと、高木は「汗を流して頑張ってることが十分に評価できる。それ以上に頑張らなきゃいけないっていって、その根性で社会に出ちゃったら、そういう人指導者になったら後輩いじめますよ?」と反論。
野々村氏は「そういうことはない。いいがかり」といい、高木は「いいがかりじゃない、それは思い込み」と、最後まで意見は平行線のままだった。
野々村氏は10年のセンバツで21世紀枠の向陽に敗れ「腹を切りたい」「末代までの恥」などとコメントし波紋を広げた過去がある。
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