楽天・島内 勝ち越しの9号3ラン!母校・星稜から刺激
「ロッテ5-8楽天」(22日、東京ドーム)
楽天・島内宏明外野手(29)が、後輩たちの激闘に応える一発を放った。同点の延長十回に1点を勝ち越し、なおも2死一、二塁の場面で、ロッテ7番手・南の内角直球を完璧に捉え、右翼席へ運ぶ9号3ラン。試合の行方を決定づけた。
「うまく打てました。手応えは良かったです」と話す会心の一打。「最近はうまく力が抜けて、バットがスムーズに出ている」と、8月に入り打率・370の好調さを表す一発となった。
この日は母校・星稜高が、甲子園決勝で敗れて準優勝となったが「頑張った結果の準優勝。おめでとうと言いたい」と後輩たちの健闘をたたえていた。その姿に応える一打に「星稜高から刺激をもらった。今度は僕らの番。しんどい時期だけど頑張っていきたい」と今後の試合へ意気込みを示した。