ロッテ・井上 21号!ソフトバンクM点灯&最下位転落危機をW阻止!
「ロッテ3-0ソフトバンク」(23日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・井上の打球はすさまじい勢いで右翼ポール際、中段に着弾した。
八回1死二塁。千賀の3-2からの低めの変化球を捉えた。21号2ラン。粘るソフトバンクに引導を渡し、また6年ぶりの同カード勝ち越しを決める価値ある一打になった。
「最近にない感触だった。最高の気分です」と話し、こう付け加えた。「4番に負けない仕事をしようと思った」。角中が4打席出塁して井上のハートに火を付けていた。
22日の楽天戦で球団では初芝清以来となる日本人野手2年連続の20号本塁打を放った。調子は上がっている。
日々、研究と工夫だ。「ボールにうまく体重を乗せる」。114キロの巨体をフルに生かす打撃を心がける。4番復帰には「自分のやることをしっかりとやる」と雑念を振り払うアジャだった。