日本ハム・有原 7回1失点で両リーグトップ13勝目 プロ通算50勝で仲間へ感謝
「オリックス1-7日本ハム」(24日、京セラドーム大阪)
日本ハム先発の有原航平投手が最下位転落の危機を救った。7回2安打1失点とオリックス打線を封じ、両リーグトップの13勝目をマーク。これがプロ通算50勝目となり、改めて仲間たちへの感謝の思いを口にした。
「勝ち星は野手の方々につけていただいているもの。自分は粘り強い投球でチームのためにやっていきたい」
序盤は「体重移動ができていなくて、ボールに力が伝わらなかった」と不安定な状態だった。二回にモヤの一発で先制点を許し、不穏な空気が流れたが、野手陣の反撃から勇気をもらい「切り替えることができた」と修正した。
栗山監督も「一番苦しい時に止めてくれて助かった」と9奪三振の力投を絶賛した。九回に大田が2試合連発の17号2ランを放つなど、一挙5得点。逆転勝利に、今後の戦いへの希望が見えた。