ロッテ・ドラ5中村稔「最高ですっ」5試合目の登板でプロ初星 2番手で粘りの投球
「ロッテ9-5ソフトバンク」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
5試合目の登板でプロ初白星が転がり込んできた。ロッテ・ドラフト5位左腕・中村稔弥投手(亜大)は思い切り声を張り上げた。「最高ですっ」
制球難の先発・二木の後を受けて、8点リードの三回からマウンドに上がった。1死後、ソフトバンク・柳田に右翼へ一発を食らった。プロ初の被弾。さらに亜大の先輩・松田宣の二塁打から中村に右翼へ2ランを喫した。
それでも決して気後れせずに「意識して低めを投げた」。五回無死一塁から柳田を三飛、松田宣を空振り三振に打ち取り、「悔しかったのでうれしかった」と振り返った。
「次(の登板)は打者を抑えて勝ち投手になりたい」。同じ新人の小島、東妻も白星を挙げている。負けられない。中村稔が次回登板にかける。