星稜・奥川が侍ジャパン高校代表合流、佐々木を見て「髪が伸びたな」と笑顔

青空の下、握手を交わすU18日本代表・奥川恭伸(左)とU18日本代表・佐々木朗希=東京都内のグラウンド(撮影・中田匡峻)
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 「侍ジャパン高校代表合宿」(25日、都内)

 22日に夏の甲子園決勝を戦い、準優勝した星稜・奥川恭伸投手(3年)と、山瀬慎之助捕手(3年)が、この日から練習に合流した。23日夜に石川に戻ると、24日の昼には石川を出発して夕方に東京に入るというハードスケジュールとなったが、4月の代表候補合宿以来となる、佐々木朗希投手(3年)との共演を果たした。

 奥川は、練習を行うのは決勝戦以来という中で、この日は佐々木と共にキャッチボールを行わずにノースロー。ポール間のランニングなどに取り組み約3時間の練習を終えた。

 練習後には、2人が並んで取材対応。奥川は佐々木に関して問われると「ずっと『会いたいな』ということを言ってて、昨日、ホテルの部屋で会ったんですけど、本当に会えてうれしかったですし、またがんばりたいなと思いました。(久々の印象は)髪が伸びたなと」と笑った。それに対し佐々木は「(奥川は)選手として素晴らしいですし人間性も素晴らしいので、入ったことで空気だったり雰囲気も引き締まったなと」と合流を喜んだ。

 2人は投手陣の軸として期待される存在。26日には大学日本代表との壮行試合が予定されている。佐々木は「世界一になるためには倒すぐらいじゃないといけないと思うので、チーム一丸でやっていきたい」と話し、奥川は「世界大会にいけば、それぐらいのレベルのチームが出てくると思うので、明日は本当にみんなで勝ちにいきたいなと思います」と力を込めた。

 また、奥川は日の丸を背負って戦うことについて「かなり重いものだと思いますし、それを見て小さい子供達も野球をやってくれたらうれしいという思いもありますし、勝ちにこだわっていきたいですけど、そうじゃなくても楽しくやる姿をしっかり見せていきたいと思います」と意気込みを口にした。

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