珍しい日没コールドで西武が連勝 中止のソフトバンクに2・5差

 8回西武無死、森が中越えに本塁打を放つ=釧路
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 「日本ハム8-10西武」(28日、釧路市民球場)

 西武がリードして迎えた八回の攻撃途中で、珍しい日没コールドゲームとなった。西武の勝利となり2連勝。日本ハムは2連敗となった。すでに試合中止が発表されている首位ソフトバンクとのゲーム差は2・5に縮まった。

 西武は初回に中村の24号2ラン、四回には25号4ランが出るなど打線が奮起。これに日本ハム打線も二回に西川と大田の適時打、四回には近藤の適時打などで得点を重ね、五回を終えた時点では7-6で日本ハムがリードしていた。

 しかし、西武は六回に栗山の適時打などで3点を奪い逆転した。その後、9-8で迎えた八回。森に18号ソロが出た後に日没コールドゲームとなった。

 日没コールドは照明施設がない球場で措置を取られることがある。過去には1997年6月21日の札幌・円山球場でのオリックス-西武戦、98年7月12日の帯広球場での横浜-中日戦、99年6月20日の円山球場でのオリックス-近鉄戦などがあり、今回は20年ぶりとなる。

 勝ち投手は西武3番手の野田で2勝目。五回途中から登板した平良がプロ初セーブを記録した。負け投手は日本ハム4番手の生田目でプロ初黒星。

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