西武・中村 今季3度目「おかわり」2発!首位ソフトバンクと2・5差
「日本ハム8-10西武」(28日、釧路市民球場)
西武・中村が代名詞の「おかわり」で、チームを勝利に導いた。今季3度目の2本塁打を含む3安打で5打点の大暴れ。首位ソフトバンクに2・5ゲーム差に迫り「勝てて良かった」と、いつも通り表情を変えることなく言った。
一回2死一塁で先制2ラン。フォークを完璧に捉え、左中間へたたき込んだ。3-3の四回2死一、三塁でもフォークをすくい上げ、バックスクリーンへ25号3ラン。ともに持ち味のきれいな放物線を描き「いい打撃ができたと思う」とうなずいた。
勝負どころでは足で貢献した。6-7の六回2死一、二塁で投手強襲の当たりを放ち、一塁へ全力疾走。球を拾った三塁・近藤の悪送球を誘い、勝ち越しの2点が入った。辻監督は「中村さまさま」と賛辞を贈った。
チームは今季最多の貯金8。36歳のベテランは「すごくいい雰囲気でできている。3連勝できるよう頑張る」と気合を入れた。