DeNA4連勝 梶谷決勝打!今季不振で2軍落ちも決死の一打

 「DeNA4-2ヤクルト」(29日、横浜スタジアム)

 試練を味わった男が躍動した。決勝打を放ちチームを4連勝に導いたDeNA・梶谷は、お立ち台で「ファームにいる時も、こういう日を願いながら頑張ってきた」と言葉に強い力を込めた。

 2-2の七回2死一、二塁。「気持ちで打ちました」としぶとく右前に運ぶ勝ち越しの適時打。「集中して、とにかくヒットを打つという気持ちでした」と振り返った。

 かつてのレギュラーが今季、不振にあえぎ長い2軍暮らしが続いた。5月6日に出場選手登録を抹消され今月23日にやっと昇格。「今回、上がってダメだったら終わりだろうと思った。自分自身、生き残っていけない」と不退転の決意で臨み、また結果を出した。

 28日に31歳の誕生日を迎えたばかりの梶谷は「まだまだ若いと思っている。ベテラン扱いされないようにいきたい」と苦笑いを浮かべた。苦労も味わった頼もしい“中堅”がチームを引っ張る。そして、まずはCS圏内のAクラスを確保する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス