中京学院大中京が史上2校目3連覇 平中監督が男泣き

 3年連続10度目の優勝を果たし歓喜する中京学院大中京ナイン
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 「全国高校軟式野球選手権・決勝、中京学院大中京5-2崇徳」(31日、明石トーカロ球場)

 決勝が行われ、中京学院大中京(東海・岐阜)が5-2で崇徳(西中国・広島)を下し、3年連続10度目の優勝を飾った。

 3連覇は1959~61年の平安(現龍谷大平安)に次いで史上2校目。優勝回数は9度で並んでいた作新学院(栃木)を上回り単独最多となった。

 平中亮太監督は優勝インタビューで感極まって男泣き。「最初は冷静だったが、選手の顔や、スタンドにたくさん来てくれていたOBの姿を見たら、こらえきれなくなった。部長やトレーナーら多くの人に支えてもらった。苦しい1年間だったが、選手は本当によく頑張ってくれた」と喜びをかみしめた。

 左腕エースの水渉夢(みず・あゆむ)投手(3年)が11三振を奪い、4安打2失点の完投勝利を収めた。準々決勝では無安打無得点投球を達成。この日も五回まで無安打投球を続けたが、六回に初安打を打たれ、七回に今大会初の失点を喫した。それでも「序盤からスライダーが切れてていたので三振を多く取ることができた。優勝できてうれしい」と満面の笑みだった。

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