楽天・ドラ1辰己、美技でチームの危機救う「勝負してよかった」
「楽天1-0日本ハム」(31日、楽天生命パーク宮城)
楽天のドラフト1位・辰己涼介外野手(22)=立命大=のファインプレーが、チームの危機を救った。
1点リードの八回2死一、二塁。代打・田中の詰まった当たりが中前へ飛んだ。ここで七回から中堅の守備固めで入っていた辰己が前進して、ダイビングキャッチ。一打同点の危機をしのいだ。
「いけるかなと思った。勝負して良かった」と辰己。日本ハム先発・有原から五回に1点を奪い、その得点を投手陣が必死に守っていただけに「ちょっとでも勝利に貢献できて良かった」と話した。
それでも八回に巡ってきた打席では、中途半端な打撃で投ゴロに倒れ「打撃でもアピールしたいのにダメだった。まだまだです」と反省も忘れなかった。