今秋ドラフト候補の近大・村西 五回2死まで完璧投球!六回途中で降板も手応え5K
「関西学生野球、近大8-4関学大」(31日、わかさスタジアム京都)
秋季リーグが開幕し、1回戦2試合が行われた。王者奪還を目指す近大は、8-4で関学大を下し好発進。今秋ドラフト候補の村西良太投手(4年・津名)が先発し、五回途中まで無安打無失点の力投を見せた。2季連続優勝を狙う立命大はドラフト候補の坂本裕哉投手(4年・福岡大大濠)が7回4安打2失点(自責点1)の好投、7-2で京大を下した。
近大は初戦の先発を任された最速152キロの右腕・村西が、五回2死まで走者を出さない完璧な投球を見せた。五回に初の四球を与えて以降、制球が乱れ六回途中でマウンドを降りたが、際どいコースを突く変化球などで5つの三振を奪った。「真っすぐが伸びなくて調子は悪かったですが、コースをしっかり狙えていたと思う」と手応えを口にした。