巨人、痛恨の完封負けで優勝マジック消滅 強力打線沈黙で阪神に連敗

1回、右飛に倒れ、悔しそうにベンチに戻る巨人・坂本勇人=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神2-0巨人」(1日、甲子園球場)

 巨人が阪神に今季初の完封負けを喫して連敗した。2位DeNAが勝利して自力優勝の可能性が復活、巨人の優勝へのマジックナンバーが消滅した。

 巨人の強力打線が沈黙した。155日ぶりの登板となった阪神・岩貞を打ちあぐねた。三回には3者連続三振に倒れるなど6Kを喫し、6回を散発の3安打無得点に封じられた。七回には阿部の安打、四球などから2死満塁の絶好の反撃機を作ったが、ゲレーロがジョンソンに空振り三振に仕留められた。

 先発の今村を4回途中1失点で早々と交代させ継投策に持ち込んだが、五回には2番手の鍵谷が近本に適時三塁打され、痛い追加点を許した。

 巨人が阪神に完封負けしたのは2018年5月25日に0-1(甲子園)で敗れて以来。巨人は8月24日に優勝マジックが点灯していた。

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