台湾・王建民コーチ24日にオリックス・張奕視察 「プレミア12」候補の1人に
元ヤンキース投手で台湾代表の王建民ブルペンコーチ(39)が、オリックス・張奕投手(25)を視察するため24日・日本ハム戦(京セラドーム)を訪れることが3日、分かった。ヤンキースで最多勝を獲得するなどメジャー通算68勝の台湾の英雄。11月に行われる国際大会「プレミア12」の母国代表チームのコーチに就任。世界で戦える投手陣の編成に注力している。その候補の一人が張奕だ。
台湾はすでに8月29日に行われたスタッフ会議で予備登録の60人を決定。メンバーは公表されなかったが、洪一中監督は日本ハム・王柏融、アスレチックス3A・王維中とともに張奕の名前を挙げた。150キロを超える速球と安定した投球への評価は高い。
4日・西武戦(ほっと神戸)に先発予定の張奕は「今は代表のことよりも目の前の試合を頑張るだけです」と話した。代表の最終28人は10月3日に正式決定。その前にレジェンドにアピールする。