巨人3連敗でマジック再点灯ならず 原監督「仕掛けが遅かった」
「巨人3-4中日」(3日、ハードオフエコスタジアム新潟)
巨人は九回2死からの反撃もあと1点、及ばなかった。若林の左越えソロに続き、代打・陽岱鋼の左中間適時二塁打で2点を返すも3連敗。優勝マジック再点灯は持ち越しとなり、原監督は「ちょっと、仕掛けが遅かった。後軍で勝負だったら、勝っていたね。あしたは頑張ります」と努めて明るく振る舞った。
2度目の対戦となる梅津をまたしても攻略できなかった。8月22日の対戦で勝ち星を献上した相手に2戦2敗の屈辱だ。この日は四回まで無得点に抑えられた。2点を追う五回に田中俊の右前適時打で19イニングぶりの得点をたたき出したが、なおも2死二、三塁から坂本勇が空振り三振。4打数無安打に倒れた主将は「自分の問題や」と吐き捨てた。
七回無死二塁からは若林が右前打。本塁への送球がそれ、本塁を狙ったゲレーロがタッチアウトになるシーンもあった。2位・DeNAに3・5ゲーム差と迫られたが「最後、追い上げたのは次につながる」と吉村打撃総合コーチ。4日の試合はエース菅野を先発に立て、出直しを図る。