楽天4位転落 バントミス連発に平石監督「反省しないといけない」
「ソフトバンク3-2楽天」(5日、ヤフオクドーム)
楽天が攻撃でのミスが響いて痛恨のソフトバンク3連戦3連敗で4位転落。平石洋介監督(39)も悔しさをにじませた。
初回に先発・美馬が1点を失ったが、二回にソフトバンク先発・中田が制球を乱す。だが、先頭のブラッシュが四球で出塁も銀次が送りバントを失敗。その後は2死満塁としたが、堀内が二ゴロに倒れた。続く三回も先頭・茂木が内野安打で出塁も藤田が送りバントを決められず、好機を生かせなかった。
平石監督は「コントロールが荒れているところもあったが、フォークもよく決まっていたので、何とか得点圏にと思ったが」と厳しい表情。バント失敗には「そこは反省しないといけない」とした。
1点を追う五回2死一、二塁で、4日に1軍復帰後初安打が中前への一時同点とする適時打になった藤田も「それよりもバント失敗。追いつけそうなが流れを消してしまった。またしっかり練習したい」と唇をかんだ。
6日からは2位・西武との3連戦。平石監督は「まだまだここからが大事。ズルズルといってはいけない。しっかりと切り替えていきたい」と前を向いていた。