ヤクルト・バレンティン 8度目の30号!バット折れてもバックスクリーン弾
「ヤクルト5-2巨人」(6日、神宮球場)
これが最強助っ人のパワーだ。ヤクルト・バレンティンが衝撃の一発をたたき込んだ。初回2死一塁。高橋の内角143キロを強振すると、折られたバットの一部が三塁方向へ飛ぶ。だが、舞い上がったボールは、なんとそのままバックスクリーンへと消えだ。
誰もが驚く先制の30号2ラン。「感触はいまいちだったけど、しっかり押し込むことができたよ。ホームランになってよかったね」。打った本人も、打球を確認すると、思わず右手を突き上げた。
8度目のシーズン30本塁打。外国人選手では初の快挙だ。来日9年目となり、通算出場試合数も1000を超えた。「当初は長い年月プレーしたいと思っていたが、こんなに出場するとは」と話していたバレ砲。まだまだアーチを積み重ねていく。