ロッテ・西野11年目の初完封 114球、被安打4の快投
「ソフトバンク0-4ロッテ」(7日、ヤフオクドーム)
最後まで切れのある圧巻の投球で、九回は中軸から3者連続三振を奪った。ロッテ・西野は114球で4安打に抑え、プロ11年目で初完封を果たした。今季は後半戦から先発に回り、4試合目での快投に「気持ち良かった。自分が今日、完封するとは思っていなかった」と顔をほころばせた。
一回は無死一、二塁のピンチを背負ったが中軸を封じる。二回以降は140キロ台後半の直球を軸にスライダーやカーブ、フォークボールと多彩な球種を駆使し「0」を並べた。
近年は右肘の不安などで低迷していたが「疲れというものに対して、敏感になった」とコンディショニングを見直し、復調のきっかけをつかんだ。CS進出を争うチームにあって、頼もしい存在となっている。
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