巨人Vマジック9再点灯 岡本2打席連発!原監督は坂本勇にバントの執念采配

6回、2ランを放ちナインとハイタッチを交わす巨人・岡本和真(左)=横浜スタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「DeNA2-4巨人」(10日、横浜スタジアム)

 巨人が岡本和真内野手の2打席連続本塁打などで2位・DeNAとの3連戦初戦を制した。DeNAと5ゲーム差として優勝マジック9が再点灯した。

 巨人の主砲がDeNAのエースを攻略した。1点を追う六回2死一塁からの初球だった。DeNA・今永のスライダーをフルスイングした岡本の打球は角度よく上がった。打った瞬間、本塁打を確信する打球。打たれた今永は痛恨の表情を浮かべ、中堅の乙坂もボールを追うことはなかった。左中間席の最上段へ飛び込む逆転27号2ランとなった。

 これだけでは止まらない。八回に原監督は無死二塁から坂本勇に送りバントをさせる。ここで丸が左翼に犠飛をしっかり打ち、2点差とする。そして迎えた岡本。指揮官の執念に応えるかのごとくエスコバーの155キロの直球を痛烈に捉え、左中間スタンドに28号ソロを突き刺した。

 この試合まで9月は1勝5敗と調子を落としていた原巨人。指揮官の勝利への執念、主砲の躍動で正念場の3連戦初戦を逆転勝ち。5年ぶりのリーグ優勝へ大きく前進した。

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