JFE西日本・河野 虎弟戦で猛アピール!プロ11球団スカウト前に4回0封4K
「プロアマ交流戦、阪神1-1JFE西日本」(10日、鳴尾浜球場)
今秋ドラフト1位候補で最速151キロ左腕のJFE西日本・河野竜生投手(21)が、鳴尾浜で行われた阪神2軍とのプロアマ交流戦に先発。阪神らプロ11球団25人のスカウトが集結した中、4回3安打無失点4奪三振の好投でアピールした。
「プロ相手にどう抑えるかというのは課題でもあったので。バッターに対しても向かっていけました」
4月の阪神2軍とのプロアマ交流戦では4回4安打2失点だったが、この日は堂々のピッチングを披露。最速145キロを記録した直球に加え、100キロ台の緩いカーブを効果的に交えて阪神打線を封じた。高山とも2度対戦し、いずれも二ゴロに抑えた。
広島・白武スカウト部長は「21歳なのに(雰囲気が)ベテランみたい。(1位候補の)12人の1人に入ってくる」と高く評価。阪神はこの日、4人体制のスカウト陣に加えて矢野監督も視察に訪れていた。4月に続く2度目の練習試合ということもあり、注目度は高い。平田2軍監督は「(前回より)球のキレが良くなっている」と称えた。
「(実戦は)1カ月半ぶりぐらいでした。(矢野監督の視察は)聞いてました。前回はあまり良くなかったので、いいところを見せたかった」と河野。さらに評価を高める快投となった。