オリ23年連続V逸… 逆転負け2年ぶり9連敗
「ロッテ6-4オリックス」(11日、ZOZOマリンスタジアム)
9試合ぶりの先制点も逆転負けで、オリックスが2年ぶりの9連敗。ついに優勝の可能性が完全に消えた。12球団で最も美酒から遠ざかる23年連続のV逸。重すぎる事実がチームを覆った。
西村監督は「こうなってしまったのはいろいろ原因がある。Aクラスの望みはゼロじゃない。最後まで諦めずにやるしかない」と歯を食いしばった。
二回には7月4日以来の4番に抜てきしたルーキー中川の二塁打から白崎の先制打、モヤの2ランと理想的な攻めで3点を先取した。だが、先発の張奕が誤算。マーティンに2ランを浴びるなど5安打で4点を失うと二回途中でKOされた。
打線は2点を追う七回1死二塁の好機に山足、代打・鈴木昂など計5個の見逃し三振と消極的な姿勢が目立った。守備でも七回には2死二塁から吉田一が暴投。松井雅が球を見失い一気に生還を許した。
今月はいまだに勝ち星なし。借金は今季ワーストを更新する13。トンネルの出口が見えてこない。