大阪桐蔭 新チームが秋季大会快勝発進 4番・西野4打数4安打
「秋季高校野球・大阪大会・2回戦、大阪桐蔭24-0渋谷」(14日、豊中ローズ球場)
今夏、甲子園出場を逃し涙をのんだ大阪桐蔭が秋季大会2回戦に登場し、4本塁打を含む19安打24得点の猛攻で好スタートを切った。
昨年から活躍している2年生たちがスタメンに名を連ねる中で、4番を任された西野力矢内野手(2年)がひときわ輝きを放った。
1-0で迎えた初回。無死一、二塁で左中間に走者一掃の二塁打を放つと、6番・船曳、8番・上野が本塁打で続き一挙6点を先制。二回にも無死一塁でフェンス直撃の中越え二塁打を放ち、追加点を挙げた。
その後も三回と四回に左前打で出塁し、4打数4安打の活躍で勝利に貢献した。しかし西野は「今日見えた反省点もあるので」と笑顔は見せない。
「自分にはチームを助けるという役割があると思う。去年は全部負けたので、その悔しさを晴らしたい」と前を見据えた新主砲。3年生たちが果たせなかった夢を背負い、まずは今大会で頂点を目指す。