ヤクルト・山田哲 盗塁失敗…連続成功38で終止符
「DeNA7-4ヤクルト」(14日、横浜スタジアム)
失敗しない男がついに刺された。ヤクルト・山田哲が今季初、昨年8月22日以来となる盗塁死。プロ野球記録の連続成功は38でストップし、同一シーズンの連続成功も33で止まった。
初回2死一塁の場面で初球からスタート。微妙なタイミングのアウト判定に、小川監督がリクエストを要求したが覆らなかった。
「足が入っていたので確実にセーフだと思った。ソトも『セーフだ』と言っていた。残念というかショック。すごく悔しい形でアウトになったので悔いが残る」と山田哲。二塁上では腕組みをして、憤然と立ち尽くした。
「究極」としていた、史上初の成功率100%の盗塁王も消滅。「より積極的にいけると、プラスに考えるしかない」。九回には34号ソロを放ったが、試合後もやりきれない表情を崩さなかった。