楽天 優勝の可能性完全消滅 完敗で3連敗、今季最多借金2

9回楽天、厳しい表情で戦況を見つめる楽天・平石監督(中央)=京セラドーム大阪(撮影・高石航平)
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 「オリックス7-1楽天」(15日、京セラドーム大阪)

 楽天が完敗を喫し、3連敗で今季ワーストの借金2。優勝の可能性も完全消滅した。

 今季初対戦のオリックス先発・山本に対し、初回1死満塁と先制のチャンスを作る。だが、銀次の一塁線への強い打球を一塁手・モヤが好捕。併殺打となって無得点に終わった。

 平石洋介監督(39)も「(銀次は)内容的には悪くなかった。ツキがなかったというか、あまり責められない」と悔しさをにじませる。2点を追う四回も3連打で1点を返すが、ウィーラーが遊撃への併殺打に倒れるなどで1点どまり。結局、山本相手に七回まで6安打を放つも1得点のみに抑えられた。

 CS進出を目指すシーズン最終盤で、痛恨の3連敗となったが「悲観的なことばかり言っても仕方がない」と指揮官は残り9試合へ視線を向けていた。

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