ヤクルトの寺原隼人投手(35)が今季限りでの現役引退を決意したことが16日、球団関係者の話で分かった。昨オフにソフトバンクを自由契約となり、今季からヤクルトに加入。開幕ローテーション入りしたが、7月3日の登板を最後に1軍では登板がなく、球団の来季の戦力構想から外れた。今季は4試合に登板して2勝1敗、防御率6・19だった。
寺原は宮崎・日南学園高時代の2001年に球速154キロを計測するなど夏の甲子園大会を沸かせ、02年にドラフト1巡目でダイエーに入団。07年から横浜、オリックスを経て13年にソフトバンクに復帰し、今季からヤクルトに加入した。