日本ハム・実松2軍育成コーチ兼捕手が引退 松坂世代がまた一人…「感謝しかない」
松坂世代がまた一人、ユニホームを脱ぐことを決めた。日本ハムは17日、実松一成2軍育成コーチ兼捕手(38)が今季限りで現役を引退すると発表した。
「この度、今シーズン限りで引退することを決断いたしました。21年間、いろいろな経験させていただき、ありがとうございました。ファイターズ、読売巨人軍、また現役の間に温かい声援をいただいたファンの皆さまには、感謝の思いしかありません。本当にありがとうございました」
実松はこの日、イースタン・ヤクルト戦(鎌ケ谷)の練習前に選手、スタッフに報告。フリー打撃中には、同じく今季限りでの現役引退を決断した同級生のヤクルト・館山と談笑する場面もあった。
佐賀学園から98年度ドラフト1位で日本ハムに入団し、06年に巨人へトレードで移籍。17年に戦力外通告を受けた後、2軍育成コーチ兼捕手として古巣に復帰。今季はプロ21年目のシーズンだった。
通算成績は出場516試合で打率・166、20本塁打、58打点。