西武は１７日、チケットの転売行為を行った４０人以上のファンクラブ会員、チケット会員を規約違反により退会処分としたことを球団公式ホームページで発表した。

　チケットの転売行為を厳しく取り締まっているものの、「インターネットオークションなどでのチケット転売の事実が確認された、もしくは転売されたチケットを購入した方々の申告から、チケットの転売を行ったことが確認された」４０人以上を処分の対象にしたという。

　昨年もクライマックスシリーズで「８０名以上の方々に対して入場をお断りするなどの処分を行いました」という。今季からはファンクラブ会員、球団のチケット会員への入会時に身分証明書の確認などを行っていた。

　今季の残り試合やクライマックスシリーズのチケット転売、購入についても「確認された場合、試合観戦契約約款に則り、入場をお断りする場合がございます。入場をお断りした場合、チケット代金の返金なども行いません」と明記した。