１８日の広島戦（横浜）に先発するＤｅＮＡ・今永昇太投手（２６）が１７日、“鯉キラー”の力を示す投球を誓った。今季の広島戦は５勝０敗、防御率１・４２の成績。リベンジに燃える相手を真っ向から受け止め、はね返す。

　奇跡の逆転優勝を狙う一方、３位・広島とは１・５ゲーム差と予断を許さない状況だ。重要な一戦を託された左腕は「イメージ自体はいいですし、自分から何かを変えるのではなく、今まで投げてきた球を貫いて真っ向勝負ができるように」と意気込んだ。

　投げ合うのは同じ左腕の床田。「今シーズンはずっと試合を作ってきている」と実力を認めつつ「相手ピッチャーに対してもプレッシャーを掛けられる投球がしたい」と闘志を燃やした。

　この日は横浜スタジアムでトレーニング。「チームを勝つ方向に向けられるピッチングを」。快投で流れを引き寄せ、レギュラーシーズン最後の広島戦を制する。