勝率5割に戻した楽天・平石監督、勝ち越しバスターの藤田に「さすが一也だな」
「ソフトバンク2-6楽天」(18日、ヤフオクドーム)
楽天が快勝で勝率を5割に戻し、3位・ロッテに0・5差と迫った。
同点の六回には攻撃陣の策がさえる。無死一、二塁から、バントの構えを取った藤田。だが、一塁手・内川のチャージを見て、カウント1-0からバスターで一塁手の横を抜けていく右前適時打を放ち勝ち越しに成功。さらに続く一、三塁の場面で渡辺佳がセーフティースクイズを決めるなど、この回に計3点を奪った。
平石洋介監督(39)は「さすがですね。あそこにキッチリと試合で打てる。さすが一也(藤田)だなと思う」とベテランの技を絶賛。見事な攻撃を「選手がよく決めてくれた」と喜んだ。
19日にはロッテと直接対決。藤田は「良い流れで直接対決をたたけると思う」と話し、指揮官も「みんな気合が入っていると思う。思い切ってぶつかっていきたい」と意気込みを示した。