巨人5発快勝でM2 坂本38、39号に岡本も30号 21日勝利で胴上げ
「DeNA4-9巨人」(20日、横浜スタジアム)
巨人が5発で打ち勝ち、優勝マジックを2とした。21日の同戦(横浜スタジアム)で勝つと、5年ぶり37度目のリーグ制覇が決まる。
大きな1勝を挙げた。打線をけん引したのは、主将坂本勇だった。一回は先制の38号2ラン。3点リードの七回は無死一塁で今季3度目の送りバントをきっちり決め、貴重な追加点を呼び込んだ。そして、九回にはダメ押しの39号ソロ。勝利を決定づけた。
主将に引っ張られた打線は爆発。三回には大城が5号ソロ、六回には重信が5月6日以来の2号ソロを放った。九回には岡本が2年連続30号ソロ。“前祝い”の5発が打ち上がり、G党はお祭り騒ぎとなった。
投げては山口俊が七回途中4失点、126球の力投で15勝目を飾った。16年オフにDeNAからFAで巨人に入団したが、その人的補償でDeNAに移籍した平良の投げ合い。プロ野球史上初、FAによる入れ替え選手同士の投げ合いを制した。
敗れたDeNAは主砲筒香が前日の試合で死球を受けて欠場。七回に2点を返して2死満塁、一発出れば同点の場面でソトを迎えたが、沢村の変化球にバットが空を斬った。3位広島とのゲーム差は2となった。