オリックスが西村監督の続投を発表「監督だけの問題ではない」来季2年目
オリックス・湊通夫球団社長は21日、京セラドーム内で会見を開き、西村徳文監督の来季続投を発表した。
西村監督は昨年オフにヘッドコーチから1年契約で監督に就任していた。
湊球団社長はこの日、朝、球場内で西村監督と面談し「来季の監督留任をお願いし快諾いただきました」と話した。
「Bクラスが確定したことはファンのみなさまに申し訳ない。監督だけの問題ではない。シーズン途中からGM制を敷き、ファーム、フロントの地盤固めをしているところ。監督には一緒にやっていきましょうとお願いした。2軍や土台作りは成功している。時間と共にうまくいくのが見えてきた。シーズン序盤はエラーを含めてミスが目立った。途中から安達が1軍に加入したことでしっかりしてきた。もう一度しっかり考えて、若手だけではなく、T-岡田ら32歳の世代なども含めて頑張っていこうと思う」
今季はロメロが故障で出遅れ、新外国人のメネセスがドーピング違反で契約解除されるなど戦力が整わなかった。一方で榊原、K-鈴木、張奕、荒西と4人がプロ初勝利を挙げるなど投手陣には新戦力の台頭が多く見られた。
今季は試合前の時点で135試合58勝71敗、6分けの勝率・450。5年連続でのBクラスが決まっている。