巨人・丸の恩師「厳しいチームでこれだけできるとは」 千葉経大付元監督・松本吉啓氏
「DeNA2-3巨人」(21日、横浜スタジアム)
巨人・丸佳浩外野手(30)の恩師で、千葉経大付元監督の松本吉啓氏(61)は「移籍してこれくらいの成績を残さないと認められないと思っていた。よく頑張った」と、ねぎらいの言葉をかけた。
正月には毎年、顔を合わせる。力量から「メジャーへ行け!」と今年も言ったが「厳しいチームでこれだけできるとは。最低3年は活躍しないといけない」と巨人で結果を残し続けることを願った。
高校時代はゴロ、フライを捕れず、空振りも多かった。ただ「淡々と粘り強くやり続けることができる子だった。だから勉強のほうもできた」と言う。
意志の強さには目を見張る。20代後半になり酒、たばこを「やめます!」と言ってきた。今年も「一杯ぐらいいいじゃないか」と勧めたが「お酒は飲まないんです」と笑う松本氏。日常生活から律してきたからこそ今がある。