DeNA CS進出決定お預け 筒香抹消の打線振るわず完封負け
「阪神3-0DeNA」(22日、甲子園球場)
CSクリンチナンバーを「1」としているDeNAは、完封負けで3連敗。CS進出決定はお預けとなった。
0-0の五回、先発バリオスは1死から連続四死球で一、二塁のピンチを招き、代打鳥谷に左前適時打を許し先制点を奪われた。なおも木浪の遊撃内野安打で満塁となり、近本に左犠飛を打ち上げられ、この回2点を失った。六回にも梅野に左前適時打を打たれ降板した。バリオスは5回2/3、3失点で2敗目を喫した。
攻撃陣は七回以外毎回走者を出しながら、阪神の小刻みな継投の前にホームを踏むことができなかった。
この日、19日・広島戦で右手に死球を受け「右手小指の打撲」と診断されていたていた筒香嘉智外野手が出場選手登録を抹消された。
前日、巨人が優勝を決めたこともあり、打線の中核を外した。ラミレス監督は「ここでキャプテンを抹消するというのは非常に重い、苦渋の決断だった。CSでは戻って来られると思う」と10月のCSをにらんでの措置でもあるが、早くCS進出を決めたい。