オリックス・山本 規定投球回クリアまであと6回 自責点7までならタイトル確定
「オリックス5-6ソフトバンク」(22日、京セラドーム大阪)
ついに防御率トップに躍り出た。オリックス・山本が6回1/3を8安打5失点(自責点5)で1・97と悪化したが、通算137回と現時点での規定投球回数に到達した。
柳田に決勝三塁打を浴び、今季6敗目を喫して「六回に勝ち越しを許してしまうなど、粘り切ることができなかった」と悔やむ投球。それでも隠れ1位からのランクインに「しました?」と表情を和らげ、まだ最終143回に届いていないため23日の試合が終われば「すぐ消えちゃうんですよね?ハハハ」と笑った。
今季の最終登板は29日・ソフトバンク戦の予定。規定投球回クリアまであと6回。2位の有原(日本ハム)が次に完封したとしても、自責点7までなら抜かれることはない。引退する岸田のラスト登板も控え「勝ちゲームで渡したい」と有終の美を飾ってタイトルを確定させる。