木更津総合が延長制し、3回戦へ プロ注目右腕の篠木が投打で貢献
「秋季高校野球千葉大会・2回戦、木更津総合7-6千葉明徳」(23日、ゼットエーボールパーク)
木更津総合が延長戦へともつれたゲームに勝ち切った。プロ注目右腕の篠木健太郎投手(2年)が投打で勝利に貢献。苦しみながら接戦をものにし、3回戦へと進出した。
三回途中から2番手としてマウンドに上がり、速球とスライダーを軸に8回2/3を2失点9奪三振と力投した。毎回走者を背負いながら、勝ち越し点は許さず。バットでも延長十一回1死満塁から中堅へのサヨナラ打を含む3安打2打点と存在感を放った。
背番号1として千葉大会準決勝までフル回転した今夏の疲労を考慮され、新チーム始動後は走り込みなどを中心に調整した。決して万全ではない中での活躍に、五島卓道監督は「これで投げられたので」と今後の復調を期待。エースの状態が戻れば、15年以来の秋季関東大会出場、そしてその先の来春センバツ切符が見えてくる。